すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『きょうのできごと 増補新版』

本書は映画化されているのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、毎度のことながら私は知らず…。図書館で見かけたとき、以前読んだ『フルタイムライフ』の作家さんだ!と思いまして。

 

引っ越し記念のために開かれた飲み会に集った男女のそれぞれの「きょうのできごと」が綴られています。コロナによって飲み会はご無沙汰ですが、職場の飲み会ではなくて、学生の頃の飲み会を思い出しました。バスがなくなる時間まで飲んで、友人の家に泊めてもらったり、歩いて帰ったりとか。あの頃、時間はいっぱいあったなぁ。

ふだんは自分のことで頭がいっぱいですが、親戚の家に集まって帰るときや飲み会の帰りなど、どこかに集った後の帰り道は、その場にいた人のその後をちょっと想像してしまいます。どこどこのお店によって帰るのかな、とか、何時ごろに家につくのかな、とか、どんなことを話したり考えたりしているのかなと。そうすると、当たり前のことなのに、会ったこともない知らない人でも、自分と同じような暮らしをしていたり、はたまた豪華な家でゆったり過ごしている人もいれば、今が正念場と頑張っている人もいたりと、なんだか不思議な気分に。誰かの今を想像すると、時間の流れ方が変わるような感じもして。

今はお酒を飲みたいとは思わないのですが、何人かで集まって、美味しいものがあるとなおいいけれど、なくても構わなくて、時間を気にせず、だらだらとしゃべっていたいなと思いました。