すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『不安は9割捨てました』

25歳から東京で週休5日の隠居生活を始め、31歳で台湾に移住した著者。以前『なるべく働きたくない人のためのお金の話』を読んで、週5日も働かなくても、年収100万円ぐらいでも生活できるんだ!と、それまでの思い込みの一部が払拭されました。その当時は、生きていくために最低限いくら必要なのか?が分かっていなかったのですが、コロナのおかげもあり、今ではだいたいいくら必要かはわかりました。

 

さて、本書は不安についてですが、生存本能として不安は必要です。でも、必要でない不安もあって、それは主に他人や社会由来のもの。はじめの方に、親は少なくとも子どもより20年古い価値観で判断したところの「よりよい人生」を思い描いているということが書かれています。言われてみれば当たり前なのですが、目から鱗でした。もちろん親に悪気はないわけで、よかれと思って、アドバイスしてくれているわけですが、必ずしも役に立つとは限らないわけで…。

人間の知覚は、視覚が83%、聴覚は11%、嗅覚3.5%…となっているそうですが、とにかく視覚からの情報に大部分が占められています。となると、例えばテレビからの情報は視覚+聴覚なので、かなり影響されることになります。著者は18歳の時にテレビを観るのをやめたそうですが、わたしの友人の一人もテレビ無し生活を長年続けています。最初聞いたときは、どうやって情報を得るのかな?とか、つまらなくないのかな?なんて思ったのですが、今ではテレビってなくてもいいなぁと思うように。ニュースで不安を掻き立てられることは減りましたし。

食べ物について、著者は東京で隠居をはじめてから、薄味の玄米菜食を自炊するというのに落ち着いたそうですが、それに慣れていると、たまにファストフードや嗜好品を口にしたときに、味が強いと思うようになったそうです。刺激の強いものは、見た目・味・匂いなどの情報量が多いので、五感が強制的に高く稼働し、負担が大きいとのこと。これ、私も実感がありまして、この1年ぐらい調味料はほぼゼロですので、薄味になれたのでしょう。菓子パンを食べると後で胃がもたれる感じがするし(甘いものでも和菓子屋さんの和菓子は平気)、揚げ物も同様。食べてるときは美味しいと思うんですけどね。あと冷たいものも苦手で、夏場でも水筒の中身が温かいお茶というのを続けていたら、アイスを食べたいと思わなくなりました。最近は、節電(←電気ケトル)のため暑い日は、水出しの麦茶ですが、ちょっと気温が低めの日に水出し麦茶だと、なんとなくダメで。

それから、「いいね!」と思っていないのに「いいね!」しないこと、とあります。以前は「いいね!」のお礼に「いいね!」をしていましたが、いいね!と思う場合はいいのだけれど、そうではない場合はなんか嫌だなと思ってやめました。そして「いいね!」をするか、しないかを判断するのも面倒なので、「いいね!」を頂いても、ありがとうございますと思うだけとなりました。

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