すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『セレモニー黒真珠』

宮木あや子さんの作品です。『校閲ガール』に出てくる加奈子が、本作品に登場しているとのことで気になっており、図書館で見かけたときに借りようと思っていました。が、これがなかなか図書館になくて。はじめのうちは誰かが借りているんだなと思っていたのですが、新しい本ではないし、そもそも蔵書がないのかしら?と検索してみると、収蔵庫に保管となっておりまして、だから見かけなかったのか!と予約。毎月新しい本が入ってくるわけだからなぁ。

 

葬儀屋「セレモニー黒真珠」に勤める笹島、木崎、妹尾はまだ20代。笹島の前職はブライダルの仕事。一方の木崎は、幼少のころから「葬儀屋になりたい」という夢を持っていた変わり者。妹尾は派遣でやってきたものの、それには訳があって…。

はじめてのお葬式として記憶があるのは、小学生の頃、父方の祖母が亡くなった時。中学生となっていた兄は制服だったけど、私は黒い服がないかと探した記憶があります。そして、セレモニーホールといった場所ではなく、祖母が暮らしていた父方の実家で全て行ったように思います。そして、約10年前に母方の祖父が亡くなった時、葬儀屋なるものを知りました。こういう仕事があるのだと。

プライベートにどんなことがあれ、仕事ですから、「このたびは誠におめでとうございます」と頭を下げるブライダルの仕事と、「ご愁傷さまです」と頭を下げる葬儀の仕事。どっちがいいんだろう…、というか私にはどちらも不向きだろうな、なんて考えてしまいました。

葬儀屋詐欺の話もあるのですが、正直、お葬式の相場って分からないですし、遺族の立場からしたら、高いなと思っても…ということはあるでしょうし。ネットでいろいろ調べて選べる時代ではありますが、こういうのは地元の葬儀屋さんとか、知人からの情報による場合が多いのかな。お葬式に参列することは少ない方がいいのでしょうが、どうしても避けられないものではあって、みんな いいお葬式ができるといいなと思いました。

 

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