すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『ルパンの帰還』

『ルパンの娘』の続編です。前作では警察一家の息子の和馬と泥棒一家の娘の華が結婚。華のおなかの中には赤ちゃんが、というところで終わっていましたが、本作ではその赤ちゃんである、ふたりの娘の杏は3歳。保育園のバス旅行で華と杏が乗っていたバスが、バスジャックに巻き込まれてしまいます。さて、無事に事件は解決するのか?そして事件の真相は?前作に比べると事件のスケールが大きくなり、また、新しい個性的なキャラも登場します。さっそく続きが気になって、この次も予約しました。

 

前作では警察一家の息子と泥棒一家の娘が結婚というのは、2人のことを思うと結婚させてあげたいけれど、実際には難しいんじゃないかな…とハラハラドキドキしながら読みました。いろいろあったけれども、無事に結婚できたわけですが(ちなみに事実婚で別姓です)、娘が生まれて、このままというわけにはいきません。杏に華の両親の仕事を聞かれたら、何と答えるか…?正直に泥棒と答えるのは難しいでしょう…。とはいえ、この泥棒たちがなかなかお茶目で面白いです。華の両親が出てくると、にやけてしまいます。華たちの住むマンションに勝手にやってきて(オートロックを解除、部屋のドアもピッキングで開けてしまい、いつの間にか部屋の中にいるという…)、「不用心なマンションだな」と言ったり。バスジャックが身代金を要求してきた時に、金銭感覚が一般人と異なるので、用意するのに躊躇はないし…、和馬が「警察が何とかしますので」と言ったのに対して「日本の警察がそんなに優秀なら、私たちみたいな泥棒をどうして逮捕できないのよ」とか。

なお、警察も泥棒も双方ともに孫にはデレデレなのが微笑ましいです。