すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『神様の罠』

6人のミステリー作家(乾くるみ米澤穂信、芦沢央、大山誠一郎有栖川有栖辻村深月)のアンソロジーです。まず最初にある乾くるみさんの『夫の余命』で騙されました。そして芦沢央さんの『投了図』と辻村深月さんの『2020年のロマンス詐欺』はコロナ禍を反映した作品となっており、そういうこともあったかもしれないなぁと、なんだかちょっと切なくなりました。有栖川有栖さんの『推理研VSパズル研』では、居酒屋で隣同士となったことから、パズル研から出された問題を推理研が解くことになるのですが…。出された問題は論理パズルで、問題の妙な設定に対してまで推理を行うところが面白いです。ミステリーはあまり読まないので、論理についていくのが難しかったですが、推理研とパズル研がお互いムキになるのが傍から見ていると微笑ましいです。

 

さて、コロナ禍を反映した作品ですが、昨年、私自身は仕事がテレワークとなったことと、外出の機会がほとんど無くなり、実家に帰省できない状態が続いているぐらいで、ありがたいことに、それほど大変な目にはあっていません。しかし、2020年が新生活など何かイベントのある年だった人にとっては、普通のことが普通にできず、予定が狂ったりして、大変な年だったのではないかと思います。まだまだコロナは落ち着いていませんが、去年を振り返ってみて、やはりいつもとは違う年だったんだなあと改めて思いました。