すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『ふたつめの庭』

絵を描くことが好きな保育士の美南が受け持つのは「もり組」。その「もり組」の保護者の一人は、一流企業に勤めるシングルファザー。もともとは奥さんが保育園の送り迎えをしていましたが、離婚し、子どもを引き取るのは母親と誰もがそう思っていたのですが…。

 

保育園が舞台ということもあって、絵本がたくさん出てきます。私は子どもの頃、どんな絵本を読んでいたのかな?と思いましたが、小学1年生のときの読書感想文で『わすれられないおくりもの』という絵本を読んだのですが、その絵本でさえ読むのが嫌で泣いたぐらいなので、きっとほとんど本は読まなかったのでしょう。ブランコでよく遊んだという記憶はあります。今はどんな絵本があるのかわからないけれど、今度図書館に行った時に絵本コーナーをのぞいてみようかなと思いました。

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近所に保育園があり、その保育士さんたちの駐車場が近いので、朝早いんだなあとか遅くまで大変だなあと思ったりしていたのですが、本書を読んで、特に何もなければいいんだろうけれども、何かあった場合は言葉1つとっても細心の注意が必要で、大変なんだなと思いました。主人公の美南もまだ若いですが、しっかりしているなと思いました。そしてお母さん同士が揉めた場面で、ベテランの保育士さんが「魔法の呪文」を使うのですが、それが「あの人だって寂しいのよ」の一言。なるほどなぁ。

ちょっとした謎解きもあるのですけど、後半は久々に胸キュンしながら読みました。

 

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