すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『なんで僕に聞くんだろう。』

写真家の幡野広志さん。2017年に多発性骨髄腫を発病し、癌であることを公表してから、多くの人から励ましや応援のメッセージなどを頂いたそうですが、人生相談のメッセージもたくさん頂いたそうです。そんな人生相談に幡野さんが率直な意見で(ユーモアも交えて)回答しています。相談内容は家族のことだったり、恋愛のことだったり。

 

タイトルにあるように、なぜ専門家ではなく、写真家の幡野さんに聞くのだろう?と思いながら読んでいたのですが、そのうちに、きっと相談者が欲しいのは専門的な意見というよりは、率直な意見が聞きたいんだろうなと思いました。例えば、友人からの相談であれば、「ちょっとその考え方はどうかな…」と思っても、その後、気まずくなっても嫌だし、嫌われたくないし…と無難な回答をしてしまうことも。また、自分自身、よく知っている人に相談するというのは、自分をさらけ出すようで恥ずかしく、なかなかハードルが高いです。本当は身近な人が相談にのってくれるのがよいのでしょうが、その身近な人から率直な意見をもらうというのは、けっこう難しいかもしれないなと思いました。でも、自分のことってなかなか見えないですね。相談者ではないけれど、あ、これ自分も当てはまるな…とドキッとするのもありまして、参考になるとともに、そんなこと言ってくれる人いなかったよ…というより、言われたことがあるのに心に響かなかったのかもしれないけれど。