すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『京都一乗寺 美しい書店のある街で』

タイトルにある美しい書店とは、恵文社一乗寺店。2010年にイギリスのガーディアン紙が選ぶ「世界で一番美しい十の書店」に名を連ねたこともある、本好きには有名な書店だそうです。私はこの本で知りまして、ネットで検索してみると、あぁ、確かに素敵!いつか行ってみたい!と思いました。本書には4つのお話が収録されていますが、全てのお話の中で、この恵文社が登場します。

 

お話自体はフィクションですが、恵文社は実在する書店。実名を使うことを快く許可してくれたそうですが、最後の解説は恵文社一乗寺店のスタッフの方が書かれています。恵文社は書店と雑貨フロアとギャラリーで構成されているそうですが、一般的な書店とは違っており、時代時代のスタッフの方たちが試行錯誤をしながら地道に営業を続けてきた、街の本屋とのことで、そういうのいいなぁと思いました。話題の新刊や人気作を売るわけではないですから、経営が厳しい時もあったかと思いますが、そこで折れずに独自の路線を貫けるか…。

ミステリということもあってか、どのお話も切ないというか暗いというか、その分、恵文社が謎めく場所に思えました。特に夜にお店を見てみたいなと。

なかなか自分が知っている場所が舞台の作品に出会わないのですが…、仙台に住んでいたことがあり、伊坂幸太郎さんの作品は仙台が舞台のものが多いので、嬉しくて、一時期よく読んでいました。調べてみたらウィキペディアで「千葉県を舞台とした作品一覧」などあるんですね。本選びの参考にしようと思います。