すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『ライオンのおやつ』

瀬戸内海に浮かぶ、ふんわりとメレンゲで形を作ったような、なだらかな丘みたいな島。かつて国産レモンがたくさん栽培されていたことから、土地の人はこの島をレモン島と呼ぶ。そして、そのレモン島にあるホスピス、ライオンの家。毎週日曜日の午後3時はおやつの時間。ゲストはもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストすることができ、毎回、くじ引きによって選ばれた一人のゲストの思い出のおやつが忠実に再現され、提供される。まだ33歳と若いもののステージⅣである雫がライオンの家にやってきて、はじめてのおやつの時間はタケオさんリクエストの豆花、次はマスターがリクエストしたカヌレ。 あなたの思い出のおやつは何ですか?

 

ピンピンコロリならいいのでしょうが、病気や老化により、徐々にできないことが増えていけば、多少の文句はあれど、日常生活に何不自由なく、たいていのことができる今の自分はヒーローで、無限の可能性を秘めていたんだな…と思うかもしれないなと思いました。そうであるならば、過去を悔やんだり、分からない未来を不安に思うより、今を大切にしようと思いました。また、命について考えるなら、食べることは命を頂くことですから、ちゃんと味わって食べようと思いました。

稲垣えみ子さんの本で、冷蔵庫によって「生きるサイズ」が見えなくなった結果、食品ロスが増えたのではないか…というのを読んで以降、食品ロスについて色々思うようになりました。もともと、鮮度保持により賞味期限を延ばすというのが、本当に食品ロス削減に効果があるの?ただ保管する期間がのびるだけじゃないの?むしろ、まだ大丈夫と思って、そのうち忘れてしまったりしない?と懐疑的だったのですが…。冷蔵庫も賞味期限を延ばすのも、確かに便利だけれど、食品の延命措置だよなぁ…、私は延命措置はあまりされたくないけれど…と本書を読んでふと思いました。

さて、思い出のおやつ。何か1つを選ぶとしたら、何だろう…。好きなお菓子は、たけのこの里、チョコパイ、カントリーマアムですが、違うんですよね。今思いついたのは、もう閉店してしまいましたが、地元の洋菓子店アピロンのレアチーズケーキかなぁ。家族の誕生日に食べることができて、嬉しかったんだよなぁ…。