すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『お探し物は図書室まで』

小学校に併設されている「羽鳥コミュニティハウス」。将棋や俳句、フラワーアレンジメントやパソコン教室などが企画され、区民であれば誰でも参加可能。そして、図書室もあり、司書さんからすすめられた本の1冊だけは、他のものとは違っていて…。さらには、羊毛フェルトで作った本の付録までついてきて…。

 

それぞれのお話の主人公が、付録の意味を探し当てるのですが、それは本についても同じ。以前読んだ『金曜日の本屋さん 夏とサイダー』を思い出しました。どんな本でも今の自分が必要としている言葉がある、というのは確かにそうかもしれないなと。事実、本書でも勝手にこれは私に向けての応援メッセージだ!なんて思うところもありまして、ダメもとでもいいじゃん、一歩踏み出してみよう、行動してみようと背中を押してもらえたように思います。

blog.ariri-simple.site

その他にも、そうだよねと共感したのは、最初の主人公の「私は今まで、自分をなんて粗末にしてきたんだろう。口に入れるものや身の回りのものをていねいに扱わないって、自分を雑にするってことだ」というところ。また、2つめのお話の主人公の彼女は、浮世離れしたふわふわした感じの可愛らしいお嬢さんですが、「世界は何で回っていると思う?」「私はね、信用だと思ってる」とのセリフに、なんと地に足がついた考えなんだ!と思ったり。

そして、4つめのお話は30歳のニートの青年が主人公ですが、小学生の頃、漫画喫茶によく行っていたため、『21エモン』『らんま1/2』などなど作品中に出てくるのです。そして、司書さんが北斗百裂拳のごとくハイスピードでキーボードを打ち、最後、印字された紙を渡した際のセリフ「おまえは今、生きている」には笑いました。『北斗の拳』をご存知の方はおわかりでしょう。「おまえはもう、死んでいる」のパロディなのですが、「おまえは今、生きている」ってめちゃくちゃ大事なことじゃないですか。

あ、それから自分の住んでいる市でも、どんなイベントがあるのか調べてみようと思いました。