すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる』

牧師家庭の8人きょうだいの5番目として生まれ、自身も夫も牧師である著者。4人の娘さんたちは早くに独立し、長年闘病していた夫を2016年に見送って、その後は公営住宅でひとり暮らしをされています。月7万円の年金で十分に暮らせているそうですが、教会への献金はシルバー人材の仕事で補っているそうです。

 

クリスチャンの考え方では、私たちはこの世では旅人であり、天国へ向かっての旅の途中。死は神様の元への旅立ちだそうです。そして、今暮らしていけるだけのお金があれば、備えはいらない、生きているのにどうしても必要なもの以外は、持たなくていいと考えるそうです。死ぬのはこわくないけれど、介護が必要な状態となって、子どもたちに迷惑をかけるのは、できる限り避けたい。とはいえお金に余裕はないから、食事に気をつけ、運動をし、規則正しい生活を送る、そして、仕事などでできるだけ外に出て、人と話すようにしているそうです。

その中で、保険にも入らない主義とのことなのですが、保険に入ると、安心して病気になってしまうケースを多く見てきたそうです。先日、保険を解約したことを書きましたが、わたしも保険を解約したことで、健康を意識しましたので、なるほど…と。

物には「寿命を全うしてもらう」という考え方で、大切に長く使っておられますが、物に特別な思い入れはないそうです。一方、八百万の神付喪神の考え方が好きな私。考え方は違うけれど、物を大切に最後まで使う、というところは一緒です。そして、家具や家電といった大きなものだけではなく、ペットボトル1つについても、廃棄するところまで自分の責任だとわたしは思っています。なので、すぐゴミとなるようなものはなるべく買いたくないし、たくさんのものを持つ余裕はありません。

本書のように、元気な年配の方の本をたまに読んでいますが、宗派は違えど、考え方として共通しているところが多いように思いました。