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本棚:『「嫌い」の感情が人を成長させる』

突然ですが、あなたの嫌いなものは何ですか?

「嫌い」という感情は、「嫉妬」と同じように、それを抱くことは良くないことで、そういう素振りを見せるのは幼稚だし、口に出してはいけない…といった雰囲気は確かにあるかなと思いました。このブログでも、できるだけ、そういうことは書かないようにしていますし。とはいえ、使い捨てが嫌いとか書いていますが、嫌いと書くものに対しては、それなりの覚悟を持って書いています。そして、嫉妬と同じように、どうして自分はそれが嫌いなのか考えることで、自分自身について深く知ることになると思います。そして何より、好き嫌いがあるのは当たり前で、「好き」はもちろん、「嫌い」に対しても認められるべきで、自分の好きなものが他人にとっては嫌いであっても、自分が全否定されたとか、相手の考えを改めさせなければ!と思うようなものではありません。

第6章に「みんな仲良し」社会の欺瞞とありまして、「みんな仲良し」症候群の抑圧とか、「人と人は理解しあえる」の幻想、「話せばわかる」の虚偽、などなど。カッコで囲われた言葉は、美しいとは思いますが、きれいごとというか…。おそらく、学校ではそう教えられたと思うのですけど、実際のところはというと…。バックグラウンドが違う者同士ですから、ちがって当たり前で、だからこそ完全に理解はできなくとも、理解しようとする姿勢は大事だと思います。

ふだん嫌いなものはあまり口にしない分、「嫌いなものは?」と聞かれても、意外とすぐに出てこないなと思いました。