すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『弁当屋さんのおもてなし ほかほかごはんと北海鮭かま』

千春はコールセンター勤務の25歳。会社の先輩がおめでた婚で退職することとなり、急遽、代わりに転勤でやってきた11月の札幌。その先輩の結婚相手とは、千春の恋人だったが、二股をかけられていることにそれまで気付いていなかった…。慣れない土地で身も心もボロボロの中、ぶつかってしまった男性は、なぜだか上機嫌で、その手元には『くま弁』とプリントされたビニール袋。焼き鳥屋と古着屋の間に、その店はあった。

 

はじめの方で、千春の母が電話で、自炊はもちろん偉いけど、新しいお店を開拓するのも悪くない、その土地に親しみを持てるようになる、という場面があります。私の場合、ずぼらな自炊なので偉くはないですが、自分の作るものはだいたいいつも同じだし、近所に行きつけのお店なんかがあれば、もっと今いる場所が好きになるんだろうなと思います。

さて、千春が『くま弁』で最初に頼んだのはザンギ弁当。しかし、実際に渡されたのは鮭かま弁当。それは千春が体調が悪いのを見て、ザンギは良くないだろうと気遣ってのこと。しかし、鮭弁当はメニューにあるものの、鮭かまではありません。いつもはパンやおにぎりなど片手で食べられるものばかりの千春に、ながら食いをさせないために、手が汚れる鮭かまを選んでくれたのだと気付きます。

平日はほぼテレビを見なくなって、食事の時はマインドフルネスイーティングだもんね!と思っています。そうなると、会社でお弁当を食べている時、今は黙食しなくちゃいけないというのもあるでしょうが、職場でパソコンを見たり、スマホをいじりながらお弁当を食べている方を見かけると、食べてる本人も、食べられる食品も、なんとなくもったいないなと思うようになりました。