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本棚:『「死」とは何か』

誰もが避けては通れない「死」ではありますが、ふだん会話に上ることはありません。「死」について語るなら、なんとなく宗教的な話になりそうですし、100%死ぬと分かっていても、避けたい話題です。しかし、本書はたっぷり1冊、「死」について。「死はなぜ悪いのか」「不死こそ人間にとって最善なのか」「理性的に自殺を語る」などなど。本書を読んで、死に対する一般的な考え方を、疑いもせずに受け入れていたんだなと思いました。

 

誰でもいつかは死ぬと知ったのは、いつ頃だったかな…。中学の頃の課題図書で『夏の庭 The Friends』を読んだ時、死んだ人が見たいだなんて!と衝撃を受けました。子どもの頃は、幽霊が怖かったし、それは今でも怖いといえば怖いのだけど、子どもの頃とは違っていて、身近な人が亡くなっていく中で、考え方が変わっていくのかなと。

人生100年時代と言われていますが、以前は単純に平均寿命が延びることはいいことだと思っていましたが、いやいや、ちょっと待ってよ…と思っている人もけっこういるのではないかと思います。そもそも健康でなければ、そしてある程度のお金もなければ、社会とのつながりもなければ…と。

私が読んだのは「日本縮約版」なのですが(完全翻訳版もあります)、厚くて、けっこう重いです(外に持ち歩くよりは、家で読んだ方がよいかと)。難しいな~と思うところも多々あったので、いつか再読したいなと思っています。

 

↓完全翻訳版はこちら