すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

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本棚:『母親からの小包はなぜこんなにダサいのか』

タイトルがいいですね~。原田ひ香さんの短編集です。野菜やらお米やら地元のお菓子は分かるけど、あったか下着に厚手の靴下は…ダサいだろうなぁ。でも、ダサいと思いつつも、本音は嬉しいはず。だって、みんながみんな、母親から小包が送られてくるわけじゃないから。第三話の「疑似家族」の主人公の女性の母親は、小包を送ってくれるような親ではなく、むしろ娘が進学のためにバイトで貯めたお金を盗むような人で…。

 

大学進学時からはじまった一人暮しは、だいぶ長くなりましたが、実家からの小包は憧れでしたね~。「山梨出身ってことは、葡萄とか桃とか送られてくるの?」なんて聞かれましたが、農家ではないし、お米とか食品は、母曰く「そっちで買った方が(送料分)安いから」と、実家から荷物が送られてくることはほとんどなかったはず…。確かに、山梨で買ってわざわざ送るより、仕送りを増やした方が合理的かもしれないし、運送にかかるCO2とかも…。でも、羨ましかったなぁ~。

でもでも、去年のマスク品薄状態のとき、マスクやらウェットティッシュやら、送ってくれて、とても嬉しかったです。長年の憧れでもありましたし(笑)。なぜかマシュマロとカントリーマアムも入っていて、カントリーマアムは高校ぐらいのときによく食べていたから分かるけど、マシュマロは嫌いではないけど、とりたてて好きでもなく、実家でも好んで食べたことはないんだけどなぁ…。きっとスペースが空いていたんだろうなぁ。

母親からの小包がダサいかどうかは、実のところよく知らないけれど、おそらく、隙間があれば、せっかくだからとアレコレ詰めてしまうからじゃないでしょうか。

実家からの小包に憧れのある私は、ギフトエコノミーの考えも取り入れつつ、知り合い同士で譲りたいものを段ボールに詰めて、誰かに送って、送られた人は欲しいものがあったら受け取って、譲りたいものを入れて、また別の誰かに送って…とか、やったらどうなるのかなぁ?なんて考えてしまいました。モノがあふれている現代、受け取ってもらえないものの方が多くなっちゃうかな…。