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本棚:『うまいこと老いる生き方』

以前 紹介した『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』は16万部超のベストセラーとなったそうですが、読者の手紙から、中高年やシニアの方々が、高齢者としての生き方、いわば「老い方」に悩んでいることに気付かされたとのこと。そこで本書は「どうしたら、心安らかに、うまいこと老いる生き方ができるのか?」について話し合ったものだそうです。

 

第1章は「老いを受け入れるほど人は幸せになれる」とあります。この中で、「いつまでも美しく、若くあること」が素晴らしいことだと、メディアから年中言われ続けているとあります。気持ちが若々しいのはいいのですが、見た目がいつまでも若々しいというのは、最近よく聞く「持続可能な成長」と同じく、生物学的に不自然だと個人的には思っています…。

30代半ばから白髪が気になり始めて、自分で染めると茶色くなってしまうので、美容室で定期的に染めていましたが、コロナを機にやめました。白髪を染めるのをやめる…というのは、けっこう勇気がいりました。でも、じゃあ、染めるなら、いつまで染め続けるのか?何年か先、いきなり染めるのやめたら、一気に老け込んだように見えてしまうしなぁ。それに染め続けるのはサステイナブルじゃないと思うし。髪の色や艶は作れるけれど、髪だけ若々しくて、肌がボロボロだったら、それこそおかしくないか?等々、考えまして。

同じく第1章に、主役は若い人にどんどん譲っていく、というのがありまして、これも大事だなと思いました。若い人といつまでも張り合うのは正直しんどいでしょうし、傍から見ても残念な感じがするように思いますし…。

そして、本書の終わりの方には延命治療の実態についての話もあります。これまた生物学的に…というのを出してしまいますが、野生動物だったら、自分で食べられなくなったら、それは死を意味すると思うのです。だから、自分は延命治療は嫌だなと思っていましたが、延命治療がどういうものかというのも書かれていて、少し実態を知ることができてよかったです。知った結果、やはり延命治療はいらないなと。

マインドフルネスの話もありまして、死は誰にでも訪れるもので、年齢の順とも限りませんから、「自分がもし5年後に死ぬとしたら、何をしておきたいか?」と考えると、おのずと自分にとって必要なこと、大切なことが見えてくるとあります。この考え方、取り入れたいなと思いました。

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