すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『いま、台湾で隠居してます』

25歳から東京で隠居生活を始めた著者。『20代で隠居 週休5日の快適生活』や『年収90万円で東京ハッピーライフ』、『なるべく働きたくない人のためのお金の話』などを書かれています。31歳で台湾に移住し、台湾でも隠居生活を送っているようで…。

 

海外に移住となると、リッチなセカンドライフとか、夢を追いかけている若者などをイメージしますが、隠居…。どこの国でもできるわけではないでしょうが、意外とふつうにできるものなのですね…。仕事は少々考えないといけないでしょうが。

本書を読んで思ったことの1つは水道水。著者は世界一周経験者だそうで、日本のように水道をひねれば、そのまま飲める水が出てくるというのは、世界でも稀なことと書かれています。台湾は、水道管が古くて水が茶色い…という話も聞くようですが、著者の住むアパートではそんなことはなかったそう。でも、念のためブリタの浄水ボトルでろ過した後、電気ケトルで煮沸したものを飲むようにしているそうです。

海外に行くような機会がないと、ついつい忘れてしまいますが、日本の水道水って、とてもありがたいものですよね。だったらなおさら、わざわざペットボトルを買わずに、水道水を飲んで欲しい!と強く思います。ペットボトルはリサイクルするからエコ!…ではなく、ペットボトルを作るのに資源やエネルギーを消費するのはもちろん、重い液体を運ぶためにエネルギーを消費し、リサイクルするためにも回収・運搬が必要で、さらにリサイクルにもエネルギーが必要で、リサイクルも収率100%ではなくて残渣も出るでしょうし…。

 

もう1つ印象に残ったことは、「私はインスタント言語障がい者」とあるのですが、たしかに自分が海外で暮らすとなったら、言語の不自由な外国人というマイノリティの立場になります。でも、本書によると、台湾はマイノリティも暮らしやすい国なんだとわかります。よくよく考えてみれば、だれでもマイノリティになる可能性はあると思うのですが、それでも自己責任でしょうか…。この前読んだ『やさしい猫』のこともあって、あらためて、観光ではなく、住むとしても、外国人に優しい国って?と考えてしまいました。