すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『不便のねうち』

山本ふみこさんの「愉快な家事手帖」シリーズの5冊目。震災後に書かれたものになります。最近、不便を楽しみたい!と思うようになりまして、タイトルに惹かれました。

 

はじめに書かれているのが、これまで印刷に出していた年賀状を一家5人で消しゴム版画でやってみたことが書かれています。ここ数年、年賀状印刷サービスを使っている私は、そういえば昔は手で書いてたなぁ…と思い出しました。また、消しゴム版画で年賀状を作っていると言っていた友人の話も思い出し、「来年の年賀状はチャレンジしてみる?そんなに枚数多くないし」とちょっと思いました。でも、やっぱりハードル高いかなぁ。

「不便」の反対は「便利」だと思いますが、それこそ便利という名を背負ったコンビニで「便利」という宣伝文句を見かけるたびに、本当に必要?と思うようになりました。今ではコピー機ぐらいしか利用しなくなったコンビニですが、かつてはボランティアのときにお弁当などを買ったりしていました。でも、お弁当を作るのが日常になった今、考え方が変わりました。

以前は、お弁当を作るなんて面倒臭いと思っていましたが、それは色とりどりのおかずの入った(お店で売ってるような)お弁当を作るのが面倒臭いということであって、私にとってそれは過剰スペックであり、必要のない努力だと気付きました。ふだん玄米を食べているのですが、玄米のお弁当って少ないでしょうし、悪く言えば手抜き弁当ですが、よく言えば素材の味を生かしたシンプルなお弁当だと思います。また、お弁当を外で買ったり、外食だと、タイミングによっては時間があまりない中、慌てて買ったり食べたり…ということもあるでしょう。そう考えると、手作り弁当って不便じゃなかった!むしろ合理的!と思うように。

当たり前すぎて気付いてない「便利」がないか、それは本当に必要か、見直したいと思いました。