すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『わたし、型屋の社長になります』

広告代理店、ダイ通の第三営業部副部長の花丘明希子、29歳。実家は父が経営する花丘製作所で、金型の受注生産を行う従業員30名ちょっとの工場を営んでいる。その父が脳出血で倒れ、明希子は会社を継ぐ決心をするが、花丘製作所の経営状況はよろしくなくて…。

 

工場というと、以前読んだ小川洋子さんの『そこに工場があるかぎり』を思い出しながら読みました。主人公の明希子は、生まれたときには花丘製作所があり、身近で見て育ったとはいえ、これまで違う仕事に就いていたわけで、いきなり社長になるというのは大変だろうなと思います。現実にも、明希子のような方もいらっしゃるのでしょう。なお、著者のお仕事小説シリーズは他にもあるようなので、読んでみたいと思います。

ちなみに明希子なので、「アッコさん」や「アッコちゃん」と呼ばれていまして、『ランチのアッコちゃん』を思い出しました。どちらのアッコさんも、頼もしいです。

 

私はこれまで会社員として働いていますが、この会社の社員として仕事ができているんだよなぁ…、会社の一歩外に出たら、そうはいかないんだろうな…とよく思います。逆に会社の偉い人に対しても、会社から出れば、ただのおじさん、おばさんだよね、と思っている不届き者ですが…。そして、肩書とか何ができるかよりも、やっぱり惹かれるのは人柄だよな~なんて思う今日この頃です。