すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

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本棚:『半分、減らす。』

著者は精神科医で禅僧の川野泰周さん。半分、減らすものとは、「物」「食事」「消費」「情報」「仕事」。そして、なぜ「半分」なのかというと、指標としてわかりやすいから、行動変容につながるから、とのこと。

 

わたし、自称ミニマリストですが…(あくまで自称)、本書の中には「断捨離ブームに、ちょっと一言」という記載もあります。現代人は、仕事も食事も買い物も、何かにつけて「やりすぎる」傾向があるため、半分、減らしましょうということですが、大事なのは「中道の精神」。ほどほどが一番です。持ち過ぎてしまった物を手放すのはよいのですが、断捨離には、いきすぎてしまう危険があるそうです。たしかに「捨てる快感」ってあるよなぁとドキッとしました。

取り入れたいなと思ったのは、「やらなくて済んだこと」日記。消費を半分、減らすとき、我慢がつきまとい、モチベーション維持が難しくなります。そのためには自分を褒めて、励ます言葉が有効とのこと。褒めるポイントは「買い物をしなかった」ということではなく、「不要な物を買って、それをムダにしなかった」こと。確かに、買い物をしなかったことが褒めポイントだと、必要なものでも買うのがいけないことのように感じてしまいます。

結果的に量が半分になる食事術として、とりあえずはじめの三口でいいので、ゆっくり、ていねいに食べてみることからはじめてみましょう、とあります。そこで、本書を読んだあとの食事で、ゆっくり、ていねいによく噛んで食べることを意識してみたところ、なんとなくいつもより味が深いように感じました。マインドフルネスイーティングと思って、平日はテレビを見ながら食べないようにしていますが(スマホを見ながらなんて、もってのほか!)、ながら食いだと、しっかり味わえず、どんどん濃い味を求めるようになる…って確かにそうかもと思いました。