すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『父がひとりで死んでいた』

著者は、東京で長年、出版社に勤め女性誌の編集者として過ごしてきた如月サラさん、50代です。本書は遠く離れた実家で父が孤独死していたことから始まる、約1年にわたる著者の行動や心の動きを書き留めたエッセイ集だそうです。

お父様が孤独死する半年前にお母様がレビー小体型認知症と診断され入院し、それからお父様はひとり暮らし。お母様のことばかりを気にかけており、お父様の方はひとりでなんとか元気にやってくれているものと信じていたそうですが…。

 

タイトルにドキッとして手に取りましたが、自分には関係のないことと言い切れる人はどれぐらいなのでしょう。なんとなく気にはなっていても、現実と向き合うのが怖いということもあるでしょう。

著者はひとりっ子で離婚歴があり子どもはいないとのことですが、親のことだけでなく、独身ひとり暮らしについても考えさせられました。例えば、緊急連絡先。私の場合、今は実家にしているけれど、両親が亡くなったあとは、兄になり、その後は…?そして、年を取るとアパートを借りるのが難しくなると聞きますが、著者も40歳を超えたとき、初めて賃貸物件の入居を断られたそう。会社員として10年以上 勤務しており、ある程度の年収があったにもかかわらず…。理由を聞くと、40歳を超えて独身ひとり暮らしの女性であることと、年金暮らしで遠く離れた場所に住む親御さんでは保証人として不十分だから、とのこと。

最近では多くの物件が保証人ではなく、保証会社だと思うので、ちょっと違うかもしれませんが、そういうリスクもあるんだよなぁ…と。でも、だからといって家を買おうとは思わないわけで。うーむ。

まだまだコロナがおさまらないですが、ちょくちょく実家に帰ろう、地元とのつながりを少しでも復活させようと思いました。