すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『さようなら、コタツ』

『やさしい猫』で知った中島京子さんの短編集。様々な部屋に暮らす人たちの7つのお話が収録されています。表題作の『さようなら、コタツ』は36歳の誕生日を迎える独身女性が主人公のお話ですが、なぜか私は、猫が「えぇ~、もうコタツしまっちゃうの?」と訴えている姿を想像してしまいました。

 

集合住宅なら同じ間取りであることが多いと思いますが、それでも住む人が違えば、全く違う部屋になるというのは面白いなと思います。そして、私以外の人は、どんな部屋に暮らしているんだろうと…。でも、何度か引っ越しを体験し、それぞれ間取りは違ったけれど、それでも毎回、やっぱりこれは私の部屋だな、という感じになるのも面白いというか。みんなどんな部屋で暮らしているんだろう?と想像するとき、『ここはグリーン・ウッド』の第一巻に収録されている『キラキラの部屋で』を思い出します。

7つめのお話『私は彼らのやさしい声を聞く』では、子どもの頃、祖父の家に泊まった時など、夜は怖かったなぁ…ということを思い出しました。私が高校のときに建て替えたので今はないですが、昔の家はなんか出そうだったし、冬は寒いし、トイレは水洗&洋式だったけど、それでも行くのが怖かったし。でも、よくよく考えてみれば、実家も小学生の頃は一人で留守番しているときは怖くて、見たいわけでもないアニメを見たりしていたなと思い出し、懐かしくなりました。いつ頃から、怖くなくなったのかしら…。