すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

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本棚:『活版印刷三日月堂 星たちの栞』

【本の紹介】

川越観光の中心、一番街。鴉山稲荷神社のはす向かいの白い建物。そこは、5年くらい前に閉店したはずの印刷所「三日月堂」。空き家となっていたはずだが、電気がついているのに気づいて、近づいてみると…。

【感想】

活版印刷というと、以前読んだ『イシマル書房 編集部』を思い出しました。こちらは主人公の祖父が活版職人。本書では、三日月堂の店主夫婦の孫娘、弓子さんが再び活版印刷を始めます。

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活版印刷の実物を見たことがないのですが、普段見ている印刷物とは違うのだろうなぁ。そして、活字も実物を見てみたいなと思いました。

本書の最初の話を読んで思い出したのが、子どもの頃の持ち物に書かれていた自分の名前。色んなものに1つ1つ名前を書くのは大変だったことでしょう。テプラなどを使えば、きれいにラクにできると思いますが、もういい年になった私にとって、かつて母によって書かれた名前は見たら泣きそうです。手で文字を書くことは少なくなったけれど、自分の名前を書くときは、しっかり書こうと思いました。

また、活字ではないですが、小学生の頃、名前のハンコを持っていたことを思い出しました。ひらがなだけでなく、ローマ字のもあったような。まだ実家にあると思うので、今度、年賀状にでも押そうかしら…と思ったり。

仮名が重複せずにつくられた「いろは歌」は知っていましたが、同じようなものとして「鳥啼歌(とりなくうた)」があるとは知りませんでした。仮名が重複しないなんて、あらためて、どちらもすごいなぁ。

本書はシリーズものなので、次の作品を読むのが楽しみです。