すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『リセット』

もし高校3年生に戻って人生をやり直せるなら…、あなたはどんな人生を送りたいですか?

40代後半の3人の同級生が東京でたまたま再会し、ひょんなことから高校3年生のある日にタイムスリップ。さて、どうする?

というお話なのですが、今まで人生やり直せたら…と思ったことはあるものの、本当にやり直すとしたら、面倒かも…と思いました。やり直すには、今持っている何らかの後悔の念がないとやり直す意味がない。しかし、そうなると、心はいい年した大人なわけで。常々、精神年齢は14歳ぐらいから成長していないんじゃないかと思っていますが、そうはいっても、心は大人なのに、しかも、ある程度、人生経験もあるのに、10代の若者たちと同じように振舞えるかというと…。しかも、未来にどんなことが起こるか知っちゃっているわけで。

人生何度でもやり直しがきくのはいいことだと思うけれど、実際に数十年の人生を何回もやるとしたら…。やはり、人生は一度きりだからいいのかもしれない。でも、いつでも気持ちの持ちようで流れは変えられると考えるのがいいかもしれないなぁと。

ちなみに、本書の最後に著者のインタビューが載っているのですが、小説家になろうと考え始めたのが四十歳を過ぎたあたりで、それまではIT企業でSEをやっていたとのこと。だとすると、私も小説家になれるのか⁉と淡い期待を抱いてしまいました。

タイムトラベルとかタイムトリップとかいうと、北村薫さんの『スキップ』を思い出します。また読みたいなぁ。