すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『NHK国際放送が選んだ日本の名作』

表紙に「1日10分のしあわせ」とあるように、さくっと読むことができます。そのため、1日10分とは言わず、欲張ってすぐに読み切ってしまいました。

一番印象に残ったのが角田光代さんの『鍋セット』。大学入学で初めて一人暮らしをした時のことを思い出しました。引っ越しは母が一緒で、入学式までいました。入学式が終わって駅で別れた時、とても寂しくなったのを思い出して、胸がきゅんとなりました。一人暮らしを始める前は、親と喧嘩した時など「こんな家 早く出てやる!」と思ったりもしたのですが、いざ一人になってみると、さびしくてさびしくて。実家から電話がかかってきたとき、こっそり泣いたりもしたっけなぁ。

あれからもう何年もの時が流れ、今となっては、たまに実家に帰ると、どこに何があるのかわからなかったりして、いつもとペースが狂って、なんとなく落ち着きませんが…。アパートが自分の城になってしまいましたね。

もう1つ過去を思い出したのが、朝井リョウさんの『清水課長の二重線』。入社3年目ぐらいまでの頃、忙しそうにしている同期を見ると、不安になりました。デキル人のところに仕事が集中するから、デキル人は遅くまで仕事をしている、というイメージがあり、忙しくない私はダメなんだと…。今では、時間でなんとかする働き方をしたくないのと、睡眠時間をしっかり確保しようと思ったら、定時でも十分 長時間労働だと思っているので、「忙しい」ことに対してネガティブなイメージの方が強くなりましたが。あと、いつの間にか同期と比較することもなくなりました。

この「NHK国際放送が選んだ日本の名作」はシリーズとなっているようなので、他のも読みたいと思います。