すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『活版印刷 空色の冊子』

活版印刷日月堂」シリーズの番外編で、本編より過去のお話が収められています。これまでのお話に出てきた人たちのあの話の前にはこういうことがあったのか、と。本編では身寄りのない弓子ですが、両親・祖父母から愛されていたんだなぁと分かります。誰かから愛されたという記憶はとても大事だと思います。

 

弓子の祖父は活版印刷の職人。私の母方の祖父は、仕立て屋さんだったので、同じく職人と考えてよいかと思います。印刷所に比べたら大きな機械などありませんでしたが、ミシンは昔ながらのもので、子どもの目には大きく見えました。ハサミも大きかったし、家にはあった電動の鉛筆削りなんかなくて、裁縫道具の何か(←忘れてしまいました)で手で削っていました。鉛筆削りのやり方を教えてもらい、自分でも削っていたように思いますが、今となっては自分に本当にそんなスキルがあったのかしら?と思ってしまいます。

誰かから愛された記憶で真っ先に思い浮かべるのは祖父ですが、高校の担任の話を思い出しました。誰かから「愛している」と言われるのはとても嬉しいことだと。もし誰からも言われなかったら、先生が言ってあげると。授業中の何気ない雑談ですが、こういう話の方が記憶に残っているんですよね。ちなみに、GWに帰省した際、母校からの郵便物で、その時の担任が今では校長になっていると知り、そうなんだぁと。

 

さて、番外編はもう1冊あって、今度は本編より未来のお話。そちらも楽しみです。