すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『活版印刷三日月堂 小さな折り紙』

活版印刷日月堂」シリーズの番外編のうち、本編より未来のお話。身寄りのなかった弓子さんが結婚し、最後の話では お母さんにもなっていて、あぁ、よかったなぁと思いました。何らかの悩みを抱えて迷っている主人公たちが、前に進む姿は見ていて気持ちがいいです。ただ、じゃあ自分はどうなの?強くなった?(→図太くはなったと思う)、優しくなった?(→うーん、これはイマイチ…)、何か目標ができた?(→みんながみんな自己実現しなくてもいいじゃない、と思ったらラクになったので逆走中?)と主人公たちと比較して、うーん、ダメだなぁ、でも、まぁ、いいか、わたしはわたしだし、と。

最後のお話の主人公は、弓子さんの息子が通っている保育園の園長先生。卒園式の場面で、「ふるさと」の歌詞が出てきます。以前、書いたことがありますが、わたしにとっては、小学校の校長先生を思い出し、涙が出てくる歌です。歌詞の通りの経験がある人は今ではほとんどいないのではないかと思いますが、年齢を重ねるごとに心にしみるようになるのは不思議です。

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昔のものや人の手でやることが何でもすごいとまでは思わないけれど、できるだけ頭と体を使って、心を動かしたいと思いました。