すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『利他学』

先月読んだ『勝間式 金持ちになる読書法』で、おすすめの本として紹介されていた中の1冊になります。利己的ではなく、利他的であるべきだというのは、「困っている人を見かけたら助けましょう」などと、子どもの頃から言われてきていることで、そうあるべきだと思いますが、利他的な性質はどうやって生まれたのかとか、どんな仕組みがあるのか、といったことは考えたことがなかったので、新鮮でした。でも、ちょっと難しかったですが…。

本書の発行は2011年5月25日。本が出版されるまでには時間がかかるでしょうから、狙ったわけではなく、たまたまということになると思いますが、ちょうど東日本大震災の後になります。

というのも、一番印象に残ったのが、最後にある「災害時に出現するユートピア」のところ。映画などでは、災害時に人々は暴徒と化し、あちこちで暴動や略奪が横行するという場面がよく描かれます。しかし、現実には、大規模な災害の後には被災者や援助者による極めて利他主義的なコミュニティが出来上がるようです。社会的地位とか人種とかを越えた利他的行動。一方、コロナ禍で見られた自粛警察は、自粛警察とはよく言ったもので、利他主義ではないよな…と思いました。