すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『ハルさん』

花嫁の父となったハルさん。結婚式へ向かう途中で思い出すのは、娘と過ごした日々。困った時にいつも助けてくれたのは、幼い娘を残して天国へ旅立った妻。どんなに遠く離れていても、相手を思う気持ちが強ければ、関係は変わらない。そして、娘が選んだ相手とは。

 

区の図書館をコンプリートするぞ!と始めた図書館めぐりで訪れた図書館で見つけました。「あぁ、この本か」と。というのは、以前読んだ『金曜日の本屋さん』の中であって、頭の片隅に残っていました。過去の記事を探してみれば、本書は単行本と文庫本で、ある部分が違うよう…。ちなみに今回借りたのは文庫本の方。本書を読んだ上で、もう一度『金曜日の本屋さん』の方も読んでみたいなと思いました。

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「ハルさん」というのは、主人公で人形(ビスクドール)作家の春日部晴彦氏のあだなです。しかし、本書の目次の前のページには英語のタイトル "DAUGHTER" とあるように、娘のふうちゃんが幼稚園から、小学生、中学生、高校生、大学生と成長していく中で起きたちょっとした謎解きのお話があります。ふうちゃんをとても大事に思っているハルさんの姿にほんわかしたり、ほろりとします。ふうちゃん自身もお父さんを大切にしているし、素敵な女性になったんだなぁと親戚のおばさん目線であたたかい気持ちになりました。