すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『下町洋食バー高野 ビーフシチューとカレーは何が違うのか?』

区の図書館めぐりで、新たに訪れた図書館で見つけた本。通勤の電車の中でも読むので、持ち運びを重視して文庫本ばかりを探していた中で、「あれ?この本なんとなく知っているような…?」と思いまして。以前読んだ『捨て猫プリンアラモード』の続編でした。

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舞台は昭和38年の浅草。東京オリンピックの前の年です。高度経済成長とか、教科書の中で知る単語で、その当時の街の人々はどうだったのか?については、いけいけどんどん だったのかなと思っていたのですが。今の時代も、みんながみんな、周りを気にせず自分の意見を言えるわけではないと思いますが、それでも、よい時代になったんだなと思いました。

本書の中で、はっとさせられたセリフがありまして、紹介すると

「世の中には、他人の悪口を言ってるようで、実は全部自分の紹介をしているだけっていう人がいるんだなあと思って」

というもの。愚痴は溜め込まない方がいいと思うけれど、愚痴ばっかり聞かされるのは、それはそれで嫌なものでして。よくよく聞いていると、それって本当にそうなの?解釈の仕方を変えるだけで、180度変わったりしない?と思ったり。そんなことを思っていたところだったので、たしかに自分(本人)のことを言っているようにも考えられるかもと思いました。愚痴や悪口の理由として、「気に入らないから」というのがあると思いまして、じゃあなんで気に入らないかというと、自分がそうだから過敏に反応してしまうのではないかと。